業務用ピザ窯(オーブン)を徹底ガイド

ピザ窯(オーブン)特設会場

日本は優秀なピザオーブンの宝庫

本格的ナポリピッツァが日本でも、多くの店で食べられるようになっています。それに伴い、本格的なピザオーブンも、多くのメーカーが開発し販売しています。熱源は、電気、ガス、薪の主に3通りですが、最近は、電気でもピザ焼成に必要な高い焼成温度を実現できるようになっています。

ピザ専門店だけでなく、ベーカリーでも、コンパクトなピザオーブンを導入して、焼きたてのナポリピザを、熱々の状態で出すところが増えています。

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アメリカのピザが主流だったが...

日本では、ピザというと宅配ピザに代表されるアメリカタイプのピザが最も普及していました。アメリカのピザは、トッピングの具材が豊富で、選ぶ楽しみがありますが、高カロリーのものが多く、価格は1枚2000~3000円と高めのものが多いようです。

ナポリピザ(ピッツァ)が台頭

近年のナポリピッツアの台頭により、本格的ピザ窯を導入したピッツェリアが増えてきました。しかし、イタリアのピザは、北部のミラノなどで食べられている生地を薄くのばして焼いたパリパリの、ワインのおつまみにもなるようなタイプのものもあります。一方、イタリア南部ナポリのピッツアは、ふちがこんもり盛り上がっていて、中央の部分が薄くなっていて、そこにトマト、チーズ、バジルなどのシンプルな具材をトッピングして、焼きます。現在日本で話題になっているのは、ナポリピッツァです。

本格的ピザ窯が続々登場

イタリアタイプのピザは、薪窯で焼くことが多かったのですが、最近では電気やガスのピザ窯で、500度Cといった高温で効率的に焼ける窯が多くのメーカーから販売されています。伝統的なナポリピッツァを、昔の薪窯で焼くのとほとんど同じように焼ける窯が多く世に出ています。

ベーカリーで業務用ピザ窯を導入

最近では、ベーカリーで業務用ピザ窯を導入し、焼きたてピザを販売するケースが増えています。ベーカリーのピザといえば、パン生地をピザの形にのばして、具材をのせて焼くパンピザが主流でしたが、本格的なポリピッツァを焼いて出し、好成績を上げる店が増えています。特にイートインがあるベーカリーでは、焼きたてのナポリピザは、とても人気があるようです。